- トップページ
- 帝王切開とは?
- 緊急帝王切開が行われる主なケース
- 胎児機能不全(胎児仮死)
帝王切開とは?
近年増加傾向の「帝王切開」の現状と「帝王切開」になるケースのご紹介
緊急帝王切開が行われる主なケース
胎児機能不全
たいじきのうふぜん
妊娠中、特に分娩中にときどき起こる合併症で、多くは臍帯(さいたい:へその緒)が圧迫されたり、胎盤機能の低下などにより赤ちゃんが十分に酸素を受け取れないことが原因で起こります。
この状態は軽症〜重症まで幅がありますが、重症の場合はすぐに赤ちゃんを取り出す必要があります。
そのような時は、帝王切開のほか、赤ちゃんが産道の出口まできていれば鉗子分娩、吸引分娩となる場合があります。
鉗子分娩 (かんしぶんべん)
- 【鉗子分娩の方法】
- 鉗子という金属製の2枚のへらを組み合わせた器具で、赤ちゃんの頭を両側からはさんで引き出します。
吸引分娩 (きゅういんぶんべん)
- 【吸引分娩の方法】
- 金属製又はシリコン製の丸い大きなカップを赤ちゃんの頭に当て、カップ内を陰圧にすることでカップを頭に密着させ、それを牽引することで、赤ちゃんを引き出します。